側の器253

背との再会/側(カワ)との再会

《ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。》方丈記の冒頭部分をいつもクエスチョンマークを頭に浮かべながら考える。留まる水もあるのではと。意志を持ってそこに留まる水を思っている。円を描きながら(逆らいながら)とどまり続ける様子。

何度も繰り返すことを思う


そして、好きな本を何度も読んでしまうことを思う