側の器392

植物は倒れる時、または倒されるときどのような感覚でいるのだろうか。
次へ、という気持ちで倒れるのだろうか。

そう思うと、折れ倒れる瞬間の、繊維の立てる音が産声のようにきこえる気がしました。